被害母親

子供と断絶される母親

近年、婚姻中に夫に子供を奪われたり、離婚後、会わせてもらえなくなったりして多くの母親が我が子に会えなくなっています。自分が産んだ子供に会えない母親の苦しみは想像を絶します。犯罪者でもないのになぜ会えないのか。苦しみうつ病などの精神病を患う母親も多数います。

「母性優先」という誤解

一般的には、母親が子供の監護者・親権者として有利になると考えられていますが、必ずしもそのようなことはありません。

最近では先に子供を奪った親が有利になる判決が多数出ており、専業主婦として長年子供の世話をしてきた母親であっても、先に子供を奪われると監護権・親権を失っています。また夫(元夫)の意向や、子供を母親を嫌うように洗脳されたことにより、子供と会えなくなっているケースも沢山あります。

こういったケースはなかなか表面化しません。子に会えなかったり親権を取れない母親は何か問題があるのだろう、という偏見が強く、母親が声を上げにくいからです。また実子誘拐被害者の男性が実態をよく知らずに母性優先だ、と騒ぎ立てて誤解を生んでいる場合もあります。

実際には表に出ない、多くの母親が子供と断絶され苦しんでいます

別居・離婚後 子供と会えない母親は5割超

民間団体の調査では、別居・離婚後 子どもと会えない母親は5割を超え、9割以上の母親が、連れ去り・追い出しなどの同意なき別居で子どもと引き裂かれ、親権・監護権を失った、と回答しています。主たる監護者であった母親でも母子断絶に至るケースが多々ある、ということです。母親であっても、配偶者に先に子供を奪われると、会えなくなったり親権を奪われてしまう実態が明らかになっています。法制審議会家族法制部会配布資料(わが子と離れて暮らす母親アンケート調査結果)

主たる監護者でなかった父親でも
先に子供を奪って
母子断絶させれば
簡単に親権を取れます

「親権を持つのは9割母親」に隠された被害母親軽視

実子誘拐被害者の多くは父親です。母親被害者は全体から見れば少数です。そのためこの問題に関しては頻繁に「被害者の多くは父親だ」や、「親権を持つのは9割母親だ」というような表現がされます。これらはまるで、少数派の被害母親なんてどうでもいい存在だ、と言っているかのようです。母親被害者を軽視していると受け止められます。

数が少なければ問題ないのですか?無視していいのですか?子供を産むというのは女性にしかできないことです。また子供というのは簡単にポーンと生まれてくるわけではありません。妊娠中や出産時に問題を抱える母親も多く、どの母親も大変な思いをして子を産みます。産後もほとんど眠れずに赤ちゃんの面倒をみます。

その母親被害者を数が少ないということで無視するということは、子供を産む存在を軽視しているということです。そんな母親を大事にしない国で少子化が加速するのは当たり前のことです。

母親特有の苦しみ

産む機械に

自分のお腹の中で10ヶ月間育て、命懸けで産み、授乳した子供と引き離されるというのは、まるで自分の体の一部をもぎ取られたような気持ちになります。我が子の成長に全く関われず、「産む機械」として扱われたも同然です。子供の声も聞けず、成長する様子も見れず、親としての楽しみ・喜びを全て奪われ、産むために利用された存在です。断絶された母親の中には、日本で子供を産まなければよかった、と思っている方も多くいます。子供と一緒に様々な時間を過ごしたいから産んだのであり、それができないなら産む意味がありません。

ママ友コミュニティと疎遠に

とりわけ専業主婦やパート主婦だった場合、地域のママ友と頻繁な関わりがあり、それが生活の一部になっています。赤ちゃん時代から長年にわたり築きあげてきたママ友は、時には一緒に子供を遊ばせたり、時には子育ての悩みを共有したり、非常に重要な存在です。しかし子供を奪われたことによって仲の良かったママ友でも、夫が嫌がらせをしたことによって疎遠になったり、子供がいないことから接点が減り疎遠になったりし、それまで築き上げてきた人間関係が一気に崩壊します。これは非常に精神的な負担が大きく、子供だけでなく、ママ友をも失い孤独感に苦しむ母親も多くいます

顔も見れない
声も聞けない
養育に一切関われない
私たちは産む機械です

「女性支援」から外れた被害母親

DV被害者が子供を奪われても無視の「女性支援」者

女性支援という名目の政策や団体はいくつもありますが、子供を奪われた母親は支援しません。その存在自体を無視しているような状況です。

子供を無断で一方的に奪われるということは、
精神的DVに該当します。しかしこのDVについては国は一切助けようとしません。DVでも、先に子供を連れて逃げた女性は積極的に助けますが、ある日突然、子供を奪われた母親には見向きもしません。子供を奪われた母親の中には、そもそも夫から身体的・精神的DVを受けていた方も多いです。そういった女性にも国は一切手を差し伸べようとしません。子供を奪われ、不当に別居親となった母親は見捨てられた存在です。

養育に一切関われず産む機械にさせられた母親は、体を使われたという意味ではレイプと同じようなものです。母親を「産む機械」として扱うということは究極の女性の人権侵害です。それなのに女性支援を謳う方は全く助けようとしません。また、少子化問題に取り組むなら、真っ先に母親が夫に子どもを奪われ「産む機械」にさせられないよう、母親が子を養育する権利が保障されるようにすべきです。それをやらずに少子化対策、というのは茶番でしかありません。

助けてもらえる彼女らが羨ましい
なぜ同じDV被害女性なのに
私たちは助けてもらえないの?

母親を「産む機械」として扱うということは
究極の女性の人権侵害です
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